パートナーに対して、知らず知らずに競争心を抱く女性がいます。
- 甘えられない
- 頼れない
- 弱みを見せられない
- 張り合ってしまう
- 彼の成功を素直に喜べない
ついイライラしてしまったり、助言を受け入れられなかったり。
いつの間にか「勝ち負け」にこだわってしまって、彼に対して優位であろうとする。
大切な人に対してどうして競争心を抱いてしまうのでしょうか?
おそらく以下の3つのどれか(またはすべて)に当てはまる可能性があります。
1.自分に対して「不十分」だと思っている
あなたは自分に対して「まだ足りない」「もっと頑張らないといけない」と言っていませんか?
自分で自分のことを認めておらず、不足感や無価値観を感じていることで、パートナーの言動に必要以上に反応してしまうことがあります。
2.あなたの中の男性性が暴走している
誰しも、ひとりの人間の中に、男性性と女性性が共存しています。
心理的・精神的な部分における「男性らしさ」や「女性らしさ」のことです。
男性性に分類されるのは、分析、評価、判断、論理、攻撃、支配、決断力、積極性などです。
一方、女性性に分類されるのは受容、包容力、共有、調和、安定、直感、感覚、感性、柔軟性などを指します。
どちらの性質も自分の中にあるはずなので、タイミングや状況にあわせ、上手に発揮できれば良いのですが、パートナーに対して男性性のエネルギーをぶつけていくと、相手を支配しようとしたり、ジャッジをしやすくなります。
3.あなたの中にある女性性を封印している
なんらかの原因によって、女性性を閉じ込めてしまっている状態であることも考えられます。
以下のようなことが当てはまるなら、女性性を十分に受け入れていない可能性もあります。
- 女って損だな、と思うことがある
- 女性の自分を楽しもうとしない(女性らしいファッションやメイクを拒絶する、女性らしさを武器に世の中を渡り歩いている人を見ると嫌悪する等)
- 直感や感性を優先したいのに、なぜか理論武装して、思考優位になっている
いずれにせよ、男性に張り合ってしまう女性は、男性から見ると、なんだか同性といるような感覚になってしまい、くつろげないかもしれません。
男性には保護本能があり、女性のことを守り、喜ばせてあげたいという欲求が強いのです。
あなたの笑顔が見たいと思っているのに、差し出したものを受け取ってもくれず、頼られもせず、競争心メラメラで来られたら、がっかりしてしまいます。
当てはまる原因が見つかったら、修正していけばいいのですが、
無意識に反応してしまっていることなので、なかなか改善することは難しいものです。
どうしてこのような反応をしてしまうのか。
そこには過去に起きた出来事や、受け取ってきた情報によって、誤った思い込みを作り上げ、不健全な反応パターンを持ってしまっていることが多いです。
それは幼い頃の家庭環境にあったかもしれないし、学校や職場などでの社会的な経験から生み出されているのかもしれません。
または、人類の歴史上、女性差別の時代も長く続いたので、過去世で経験したトラウマを持ち越して、男性に対しての不信感や怒り、恐怖感を手放せないでいる可能性もあります。
魂の旅の中で作った傷のお手当をしていくことで、現実は変わらないのにあなたの捉え方が変わるので、苦しんていたパターンから解放され、とても楽に生きられるようになります。
目の前のパートナーとの関係性ががらりと変わる可能性があります。
ここまで読んでいただいて、なんか気になってしまった方は、きっとご自身の中に癒すべき何かが隠れていると思います。
自分の深い部分をみつめて、癒してあげるといいですよ。
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