ヒプノセラピーの現場から~マスターとの対話~

今回は、ヒプノセラピーのセッションの一例をご紹介しますね。

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長年に渡ってご両親の介護をなさりお看取りされてから、強いグリーフ反応によって、心身ともに不調でいらしたクライアントさん。

半年間、毎月セラピー(またはカウンセリング)を定期的に行い、時に悲しみが強く出てきた時には、お電話でもお話を聞かせていただいてきました。

先日がいったん最終回のセラピーだったのですが、グリーフからモーニングへの兆しがようやく見えてきました。
悲嘆との折り合いをつけながら、これからの人生に希望を見出していくセラピーとなり、私の方が感極まってしまいました。

未来への扉を開けて光の世界へ飛び出していくようなビジョンが出てきて、大天使ラファエル、キリスト様、マリア様が祝福に現れてくださったのです。(クライアントさんの信じている世界観がヒプノセラピーでは反映されます)

マスター達がこう促すのです。

これから、思う存分、芸術を楽しみなさい。
魂の声で、歌いなさい。歌っていいと自分に許可してください。
あなたは、喜びとともに美しい歌を歌える人です

そのメッセージを聞いた途端、クライアントさんは英語で歌い始められたのです。
賛美歌のような清らかで美しい歌がサロンルームに響き渡りました。
私は体が震えてくるくらい神聖なものを感じ、今日のセッションはまるで儀式のようだと思いました。
セッションが終わった後に、あれはなんという歌なのですか?と伺うと、「突然、沸いてきたメロディーだから、名前はないの。英語で歌っていたようだったけど、思い出せないからもう二度と同じ歌は歌えないわね」と笑っていらっしゃいました。
私も英語の歌詞で聞き取れないところがほとんどだったのですが、

I kyow, the world is beautiful.

私は世界が美しいことを知っている。

そのフレーズは耳に残っています。
ずっとご家族のために人生をささげてこられた女性なので、これからはご自身の喜びのために時間を存分に使っていただきたいなと願っています。

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